お風呂の床の黒ずみは、水道水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分が結晶化したものや石鹸や洗剤がこびり付いたもので、金属石鹸とも言われます。
特に黒ずみ汚れが濃い床の右側を拡大してみました。
排水口を中心に円状に黒い汚れがこびりついています。通常のお風呂用洗剤でスポンジを使って掃除してもぜんぜん落ちません。
この黒ずみを「サンポール」で落としたコツを体験談でご紹介します。
準備・用意するもの
- サンポール:ドラッグストアで購入。黒ずみを落ちやすくする
- ゴム手袋:手を守るため
- バケツ:サンポールを水で薄める
- 研磨粒子入りスポンジ:ダイソーで100円で購入した。青色の「カビとりシートスポンジ」。床を擦って汚れを落とす
- シリコン蓋14cm:ダイソーで購入。お風呂の排水口を止める。10cm、14cm、18cmの3種類が売っていたが、14cmがちょうどいい大きさ
サンポールで黒ずみを落とす手順
1.シリコン蓋で排水口に蓋をする
シリコン蓋14cmを排水口に置くとピッタリ!
ピッタリすぎて写真ではわかりにくいですが、蓋は排水口のボーンホワイトの円より数mm大きいので、サンポール水が流れてしまうのを防ぎます。
2.サンポール水をつくる
バケツに約20リットルの水を入れた後、サンポールのキャップで6杯のサンポールを入れます。薄い緑色の水が出来上がります。
お風呂の床全体が濡れる程度にサンポール水で浸ればよいので、上記よりも少なめにつくり、足りなければ後で追加するのもよいと思います。私もまずは上記の半分の量で、10リットルの水にキャップ3杯のサンポール水を床に撒き、床全体に行き渡るには足りなかったので後で足しました。
3.サンポール水をお風呂の床全体が浸るように撒く
上の写真ではわかりにくいですが、薄緑色のサンポール液でお風呂の床全体が浸っています。
お風呂の床は排水口に近いほど深くなっており、お風呂の床全体が浸るには、意外とサンポール水の量が必要でした。私のお風呂の床の場合は、約20リットルです。
サンポール水が床全体に行き渡ればよいので、水深1mmでもよいと思います。
4.30分間待つ
サンポールの成分は酸ですから、長くおき過ぎると床を痛めてしまうので、放置する時間はほどほどにしたほうがよいです。
5.研磨粒子入りスポンジで床を擦る
サンポール水を抜かずに、ゴム手袋で研磨粒子入りスポンジを持ち、お風呂の床を擦ります。黒ずみが目立つところを重点的に磨きます。
磨いていると、スポンジの青い粒々が少し取れました。
もともとこの研磨剤入りスポンジは「カビ取りシートスポンジ」という商品名だけあって、カビ取りに特化しているので、ついでに白いゴムパッキンも擦ってカビを取りました。
6.シリコン蓋を外してサンポール水を抜き、水ですすいで完了!
サンポール水を抜いた後は、丁寧にシャワー水を床全体にかけてすすぎます。
お風呂の床が乾いた頃に改めて見てみると、床の黒ずみが落ちています!
全体的に白くきれいになりました。
反省点・後悔したこと
お風呂掃除用ブーツを買えばよかった
サンポール水を浸したまま、床を擦るので、ゴム手袋を用意していてよかったのですが、お風呂掃除用長靴を準備するのを忘れてしまいました。。。
裸足でサンポール水に入るわけにもいかず、仕方がないので、スーパーでもらえるビニール袋を3枚重ねにし、輪ゴムで足首を止めて足を守りました。
サンポール水を半分抜いてから床を磨けばよかった
お風呂の床は排水口に近いほど深いので、サンポール水の緑色で床の黒ずみ汚れがよく見えません。
そのせいか、床をよ〜く見てみると多少はムラはあります。
お風呂の床を磨くときは全体がサンポール水に浸っている必要はないので、シリコン蓋を一時的に外し、サンポール水を半分くらい抜いてから作業した方が、床の汚れを見ながら全体を満遍なく磨けたかもしれません。
サンポールをお風呂の床掃除に使う前に注意点