↑写真は、Amazonで買って、自分で交換したTOTOエアインシャワーヘッド (メッキ丸型)と純正ホースです。交換手順を紹介します。
交換に必要な工具は、家の工具箱にもともと入っていたウォーターポンププライヤー(モンキーレンチ)だけで、30分程度で自分ひとりで簡単に交換できました。
- ある日突然シャワーヘッドが折れました
- ホースの中に残ったシャワーヘッドの折れたねじ込み部分がとれない!→諦めてホース付きセットを買う
- 銭湯で人気のTOTOエアインシャワーヘッド(THYC60CH)に決めた!
- TOTO純正シャワーホースセットを買う!
- ホースを自分で交換してみる(交換手順)
- TOTOエアインシャワーヘッドをホースにつけてみる
- TOTOエアインシャワーを2週間使ってみての体験談・感想
ある日突然シャワーヘッドが折れました
10年前に新築マンションを購入したときから付いていたシャワーヘッドですが、ある日いつも通りシャワーを浴びていると、クネっと曲がりました。「アレ?シャワーヘッドが緩んでいるのかな?」と思い、触ってみたらポロっとシャワーヘッド落ちました。。。
シャワーヘッドをバスの床に落としたとか、強い力を加えた覚えはなかったのですが、10年間も毎日シャワーを使っていますから、単純な経年劣化でしょうか。
瞬間接着剤でくっつけても、ヘッドを落としたり、何かにぶつかったりしたら簡単にまた折れてしまうのは想像できたので、さすがに、新しいシャワーヘッドを買おうと思いました。
ホースの中に残ったシャワーヘッドの折れたねじ込み部分がとれない!→諦めてホース付きセットを買う
シャワーヘッドとホースのつなぎ目、ホースにねじ込まれたシャワーヘッドの折れたプラスチック樹脂の残りを取らないと、新しいシャワーヘッドに交換できません。
ネットで調べると、
- 折れた先にラジオペンチを入れて強く開く。その状態で一気に回す
- アロンアルファなどの瞬間接着剤でいったん折れたシャワーヘッドとくっつけてから一気に回す
- 尖らせた木片をねじ込んで一気に回す
- 熱したラジオペンチをねじ込んで多少樹脂を溶かしてから一気に回す
など色々な方法を見つけました。
とりあえず、家にラジオペンチはあったので、アダプターに入れて強く開きます。
そのうえで一気に回してみるのですが、内側の樹脂がガリガリとちょっと削れただけで、到底回すイメージができませんでした。
よし!次はラジオペンチを熱してからチャレンジしてみよう!100円ショップやホームセンターで木片を買ってきて削ってみよう!
、、、とも一瞬思いましたが、そんな努力をこの後数時間したとしても、折れた先が取れる自信も保証もなく、ネットで調べたらホースは2000〜3000円で購入できることがわかったので、費用対効果を考え、ホースも新しく購入することに決めました。
銭湯で人気のTOTOエアインシャワーヘッド(THYC60CH)に決めた!
いつかシャワーヘッドを購入するなら、TOTOのエアインシャワーヘッドに決めていました。
TOTOより引用
私はスーパー銭湯や温泉巡りが趣味でして、いつからかシャワーヘッドもどのメーカーの何を使っているのか気にするようになったのですが、TOTOのエアインシャワーヘッドを見かけることがとても多いんです。
TOTOのエアインシャワーヘッドは、なぜ銭湯で人気なのだろう?
調べてみると、節水効果が非常に高く、従来品より35%も節水できるらしい。だから人気なんですね。
エアインシャワーヘッドの吸気口から空気を吸引し、空気と水を混ぜて大きな水玉を実現しているとのこと。
確かに、TOTOエアインシャワーヘッドは、節水機能の割には、心地の良い大きな粒がガツンと当たってくる印象があります。
TOTO純正シャワーホースセットを買う!
ネットで調べてみると、ホースもセットで売っている!(TOTOエアインシャワーヘッド THYC60CH)即購入です。
シャワーヘッドとホースは別々で買うことはできますが、どのホースを選ぶべきなのか?ホースが本当に買ったシャワーヘッドに合うのか?Amazonで他社のホース購入者のクチコミを見て比較したりしましたが、水漏れがあったり、取り付けにくかったりするクチコミもあるので不安でしたから、セットで付いているホースならTOTO純正品だし、確実で安心だなあと思いました。
ホース付きのTOTOエアインシャワーヘッドと、TOTOエアインシャワーヘッド単品は2000円弱しか差がありません。
別途他社のホース単品で購入する場合も2000〜3000円かかりますから、それならば、ホース付きのTOTOエアインシャワーヘッドを購入しようと思いました。
シャワーヘッドはメッキに決めた
シャワーヘッドはプラスチック樹脂の方がメッキよりも3000円くらい安いのですが、今まで使っていたシャワーヘッドがメッキでしたし、メッキの方が上品で高級感がある。この先また10年近く毎日使うかもしれないならば、ちょっと高くてもカッコイイ方がよいと思い、メッキ丸型を選びました。
シャワーヘッドが届くまでの1日、仕方がないのでガムテープでぐるぐる巻に。
1回くらいはなんとか耐えられましたが、もうテープはふにゃふにゃでヘッドはぐらぐらです。。。
ホースを自分で交換してみる(交換手順)
ホースの元を外す
Amazonで注文後、翌日にはすぐ届きました。箱の後ろを見ると、交換方法が書いてあります。
まずは、今付いているホースの根本を、家にあったウォーターポンププライヤーで挟んで回します。(箱の裏の手順書にあるとおり、モンキーレンチでも大丈夫です)
ちょっとプライヤーで回したら、あとは手でつまんで回せる感じだったので、すぐに取れました。
付属アダプターを付ける
新しいホースを水栓に付けようとしたらブカブカで合わない。
付属品のアダプターをホースと水栓の間に挟んでみたらバッチリはまりました。
アダプターをホースに付けるときも、アダプターを水栓に付けるときも、特に工具は使用せず、手で回して簡単に付けられました。
水栓がTOTO製品ならアダプターは要りません。付属アダプターは2つ付いています。アダプターに1本ラインが入っているものは、KAKUDAIやLIXIL製用。2本ラインが入っているものはKVK製用です。
ウチの水栓が何製だかわかりませんでしたが、アダプター2つとも試してみて、はまった方が2本ラインのアダプターだったので、KVK製だったと後でわかりました。
(下の写真の溝のある輪っかが2本ラインのアダプターです。一際新しいのでわかりますね。よく見ると右下に「KVK」のロゴが水栓に付いています。)
TOTOエアインシャワーヘッドをホースにつけてみる
シャワーヘッドとホースの間に、付属品の茶こしのような小さなフィルターとスペーサーを挟み、あとはホースの先端にねじ込むだけ。
完成です!
TOTOエアインシャワーヘッドとホースの交換にかかった時間は30分程度。
付属品の数は少ないし、形を見れば何に使うかわかるので、正直、箱の裏の取り付け手順説明書を見なくても交換はできました。
早速、いつもどおりの塩梅で水栓を捻ってシャワーの水を出してみると、今までよりも勢いよく水が出てきます。
水玉もでかい!なるほど、さすがエアインシャワーという感じ♪