壁に写真やポスターを飾りたいけど、できるだけ穴は開けたくない。賃貸は壁に目立つ穴やテープの跡など汚したくないですね。
今回は、100円商品を中心に、実際に私の家の壁を傷つけずに、写真や絵画を飾ったお部屋のプチリフォーム方法をご紹介したいと思います。
- 「きれいにはがせる両面テープ」で写真を壁に貼る
- マスキングテープ+両面テープだけで写真を壁に飾る
- 水洗いで粘着力が復活!壁紙用ポスターテープ
- ザラザラ凸凹した壁に粘土みたいな「粘着タック」で壁に押し付けて写真を飾る
- ワイヤーネットに写真を吊るして立て掛ける
- 穴が目立たない画鋲で重いものをかける。押し込むときも簡単
- 100円グッズで賃貸の壁に写真を飾れます!
「きれいにはがせる両面テープ」で写真を壁に貼る
ダイソーで買った100円の両面テープで写真を飾ります。
ダイソーの包装を開けたらなんと「3M」製の両面テープ!
なぜ3M製品がダイソーに?似た商品が300円くらいで売っていた気がするのですが…私は仕事で使う文房具で、何度も3M製の商品にお世話になっているので、使う前から安心しました。
この「しっかり貼れてきれいにはがせる両面テープ」の最大の特徴は、何度もはがして使えるので、壁に貼る位置を変えたり、貼った写真を他の写真に交換することもできることだと思います。
貼りかえたいときは、両面テープのタブを引っ張ると、写真からも壁からも両面テープがはがれるしくみです。
- 貼り付けたい壁をきれいに拭く。
写真を貼りたい位置の壁にホコリや汚れがあると、テープの粘着が弱くなるので、ティッシュやタオルで水拭きして、しっかり乾いてからテープを貼りましょう。 - 赤字の面のはくり紙をはがし、飾りたい写真の裏の四隅に貼り、強く押し付ける。
- 黒字の面のはくり紙をはがし、貼り付けたい壁の位置に写真を強めに30秒ほど押し付ける。
- はがしたいときは、両面テープ端のタブをゆっくり壁に沿って引っぱりながら、写真をゆっくり剥がす。
マスキングテープ+両面テープだけで写真を壁に飾る
マステと両面テープを使って壁に傷を付けずにポスターを貼る方法です。壁が固かったり、コンクリートでも貼るだけなら簡単ですね。
マステと両面テープは100円ショップでも買えますし、誰でも家に何年間も使いきれずに余っているのではないでしょうか。
マスキングテープは粘着力が強すぎないので、賃貸の壁でも糊の跡を残さず、剥がすのも簡単です。
大きなポスターや額に入った絵など重いものを飾りたいときは、粘着力の高い強力両面テープをマステの上に貼れば耐えられます。
- マスキングテープを写真の大きさに壁に貼る。
これもダイソーで買った100円の「カッティングマット」。マステをカッターマットに貼り、カッターで切ります。マットには1cmおきにラインが入っているので、目安になります。
貼りたい写真よりも2〜3mmくらい気持ち小さめに貼ると、マスキングテープがはみ出ないのでよいと思います。
写真を貼るとマステは外側からは見えないので、定規もあてず、けっこう適当な長さに切りました。
- マスキングテープの上に両面テープを貼ります。よくある普通の両面テープです。これも100円ショップのダイソーで買えますね。
- 写真の位置を合わせてから、両面テープのはくり紙を剥がしながら、写真を貼ります。
水洗いで粘着力が復活!壁紙用ポスターテープ
ダイソーで10枚入りで100円の商品。凹凸のある表面の壁紙も貼り付ける写真やポスターも傷めず貼れる「壁紙用ポスターテープ」です。
私は写真を飾る用ではなく、歩き始めたばかりの子供のケガ防止のコーナーガードを止めるために買いました。
この透明のコーナーガードも100均ダイソーで購入したもので、4つ入りで両面テープも付属しています。
しかし、時間が経つと日々の生活で洋服や手がコーナーガードに当たってしまうと、すぐにとれてしまうようになり、その都度何度も両面テープで貼り直していたのですが、面倒になったので、何か他の方法がないか悩んでいました。
そこで採用したのがこの「壁紙用ポスターテープ」です。事前に取り付けたいテーブルのコーナーの汚れを拭き取り、乾燥させてから貼り付けます。
面でしっかり支えてくれており、コーナーガードに物が当たっても多少の衝撃は吸収してくれるので、外れません。
粘着力が低下したら、水洗いで粘着力が復活するので繰り返し利用できる点がメリットです。
ザラザラ凸凹した壁に粘土みたいな「粘着タック」で壁に押し付けて写真を飾る
ダイソーで見つけた「粘着タック」100円。
見慣れぬ風貌ですが、厚めの両面テープ?かと思いきや形を変えられる粘土みたいなものなんですね。
「粘着タック」は切れ目が格子状に入っているので、切り離すのは簡単です。指先で練っていると、温まるためか、だんだん柔らかくなってきます。
丸く丸めて写真の四隅にくっ付けたら、あとは壁にゆっくり押し付けるだけです♪
粘着力は弱めなので、壁や写真にくっつき過ぎて剥がしたときに跡が残ったり傷めることもありませんし、写真やポスターなど軽い小物にしか使えませんが、繰り返し使うことができ、写真を飾る位置を変更したいときに貼りかえが簡単。
「粘着タック」は形を変えられるので、ザラザラした凸凹な壁にもフィットしてくっついてくれるのが、テープよりも優れているところです。
時間が経って、粘着力が弱くなったら、指先で練って温めることで、また使えるくらい粘着力は戻ります。
「粘着タック」はやわらかいので、床に落ちて誤って踏んでしまっても、画鋲と違って安全ですね。
ワイヤーネットに写真を吊るして立て掛ける
ダイソーに売っている100円の「ワイヤーネット」と「木製ピンチ」で写真をはさんで吊るします。壁にワイヤーネットを立て掛けるだけなので、賃貸の壁を傷つけることはありません。
私が買ったワイヤーネットは 44cm × 29.5cm ホワイト。
こちらも100円でダイソーで買った「クロムメッキS字フック」をかければ、額縁入りの写真をひっかけたり、家の鍵やイヤホンなど小物も掛けられて便利です。
写真にテープや接着剤を付けたり、画鋲のように穴を開けたりしないので、写真に傷汚れがつくこともないので安心です。
ワイヤーネットは、金属剥き出しの銀色もありますが、飾る写真を映させるため、壁の色に合わせて白にしました。
ダイソーには、他にも、茶色、黒のネットがありました。ワイヤーネットのサイズもバリエーションがあります。
モノを引っ掛けてスペースを有効活用するのが目的ならば、金属の銀色が合うこともあるかもしれませんね。
穴が目立たない画鋲で重いものをかける。押し込むときも簡単
100円では買えませんが、我が家の壁掛け時計を長年ささえてくれているのが、「ハイパーフックかけまくり」という画鋲です。ホームセンターの「Olympic」で買いました。
- ピンは、固い石こうボードでも、力を入れてねじ込まなくても、指で押すだけで簡単に取り付けることができます。
(もし、固くて刺さりにくいと感じた時は、付属のプッシュエイドで補助しながら2本指で押します。)
フック本体の穴にピンを通して根元まで押し込みます。2本の針が交差して刺さるので、重いものをかけても抜けにくくなっています。 - ピンを抜きたいときは、ピンの頭部を指でつまみ、壁面と垂直方向に引き抜きます。
ねじると穴が大きくなってしまうので注意。垂直に抜けば、賃貸の壁にも小さな針穴の跡しか残りません。
(もし、取り外しにくい場合には、付属のプッシュエイドのリムーバーを使えば簡単に抜けます。)
我が家では「ハイパーフックかけまくり」を、ニトリで買った電波壁掛け時計を壁にかけるのに使っています。
ウォーリーのジグソーパズルパネルを飾る壁掛けフックにも「ハイパーフックかけまくり」を2つ使っています。
ジグソーパズルのパネルの裏はこんな感じ。
ちなみに、このウォーリーのパズル、ものすごく難易度が高いです!
犬もウォーリーと同じ服を着ているし、水もズボンも青。青、赤、白のものしか描かれていないので、足掛かりがほとんどない(涙)
終盤の100ピースは、本当に足掛かりがなくなって、手探りでパズルを当ててみて合えばはめるの繰り返し。。。完成した時の達成感は半端なかったです!
パズルの中には、ウォーリーはもちろん、ライバルのオドローもちゃんといますよ。
100円グッズで賃貸の壁に写真を飾れます!
私が初めに壁に写真やポスターを貼り付けたいときに、ぱっと思いついたのは、四隅にセロテープを外側から貼るか、裏側に両面テープをつけるか、画鋲でとめるか、くらいしか思いつきませんでしたが、実はちょっとしたアイデアで、ほぼ100円均一ショップだけで便利グッズがそろいます。
新型コロナウイルス拡大防止のため、リモートワークで長時間部屋にいることがありますが、家族や旅行の思い出の写真を壁に飾ると気分が良くなりますね。
賃貸だからといって諦めずに、壁紙を傷つけずにプチリフォームして気分を盛り上げたいですね。
5〜6年前にも「きれいにはがせる両面テープ」を買って、大きな日本地図のポスターをトイレのドアの内側に貼りました。全国の県名と位置をしっかり覚えたかったので、トイレの時間に勉強できておすすめです(笑)。今もしっかりポスターをささえてくれています。